終物語下巻の発売日は?上巻の感想とネタバレ!手紙内容の考察あり
公開日:2013年11月29日
西尾維新さんのファンタジー小説、化物語からはじまる物語シリーズの最新刊、終物語(上巻)が10月23日に発売されています。
アニメ化、ゲーム化、さらには映画化と盛り上がりを見せているのですが、ここでは小説の最新刊に焦点をあてて内容をまとめて行こうと思います。
ネタバレ記事に入るときはそのように明記しているので、ネタバレを見たくない場合は注意してゆっくりと読み進めてくださいね。
終物語下巻の発売日は?
まだ下巻の発売日は発表されていませんが、これまでの発刊周期から発売日を予想してみましょう。
化物語:上巻:2006年11月1日
化物語:下巻:2006年12月1日
傷物語:2008年5月7日
偽物語:上巻:2008年9月1日
偽物語:下巻:2008年9月1日
猫物語:黒:2010年7月28日
猫物語:白:2010年10月27日
傾物語:2010年12月24日
花物語:2011年3月31日
囮物語:2011年6月28日
鬼物語:2011年9月28日
恋物語:2011年12月20日
憑物語:2013年9月28日
暦物語:2013年5月20日
終物語:上巻:2013年10月23日
こんな感じです。
発売の周期的にはバラバラな感じがしますが、繋がっている話でいえば猫物語が参考になるかなーと。
11月末の段階で発売日が発表されていないので、早くても2014年の年明けの発売になりそうですね。
ちなみに、もしかしたら上巻、下巻の形ではなく、上巻、中巻、下巻の3段構えになる可能性もあるようです。
終物語の感想とネタバレ!
ここからネタバレになるので、ネタバレ記事を見たくない場合はこちらの化物シリーズ関連記事をどうぞ。
…ではでは、ここからネタバレ含む感想に入っていこうと思います。
終物語(上巻)は阿良々木暦と忍野扇の出会いから始まります。
設計図にも書いていない不自然な教室があって、怪異が関わっているかもしれないということで2人はその教室を調査することに。
ただ、中を確認するために入ったはいいものの、その教室の扉は接着剤で固められたかのようにピクリ動かなくなり、2人は閉じ込められてしまいます。
閉じ込められた教室内をよく観察してみると、そこは阿良々木くんが過ごした一年三組であることが判明。それと当時に、阿良々木くんは人とほとんど関わらなくなった発端となる出来事を思い出します。
その出来事とこの教室の謎が関係しているかもしれないと扇ちゃんに言われ、渋々とカンニング事件について阿良々木くんは語りはじめることに…
物語シリーズなのですが、怪異はまったく出てきません。阿良々木くんの回想とそれに対する扇ちゃん語りかけで話が進んでいきます。
ただ、怪異が出てこないこともあって、より扇ちゃんの不気味さが際立ってくる感じでした。
あと、カンニング事件ってのが、最終的に犯人を多数決で決める流れになっていきます。その結果、犯人ではない老倉育(カンニング事件を騒ぎ立てた人物)が犯人にされてしまうんですね。
多数決の恐ろしさとかは良く言われてることなので前から知ってたんですけど、西尾維新さんが題材として取り上げると、伝わり方がまた違うなーと感じました。
後は、真犯人である「教師」までが育ちゃんに1票を投じてしまっていることなども、考えさせられる部分ではないかと。
カンニングの犯人を探していく推理の部分は賛否両論あるようですが、自分的にはなかなか面白いと思いました。
老倉育からの手紙の内容は?
オイラーの公式が書かれてるんじゃないのか!と思ってたんですけど、違うみたいですね。
(直前に付箋が複数枚あるって書かれてなので、そんな短い文章じゃないはず。という推察が…確かにそうですよね)
他には「eiπ+1=0」とだけ書いてあると美しいのかなーというような意見もありました。
何が書いてあるのかはっきりさせないのが「美学」という意見も数多くあったのですが、自分としては終物語の続編で内容を明らかにしてもらえると嬉しいなーと思っています。
まとめ
終物語の続き(中巻か下巻)は、どんなに早くても2014年が明けてからになりそうですね。
ネットで他の人達の感想も見てみたのですが、自分と同じように「きもちわるさ」を感じた人が多い印象でした。
もしあなたが終物語を読んでいる場合は短くてもいいので、コメントに感想を書いていってもらえると嬉しいです。
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コメント
先日の話ですが、読み終えました。
確かに“きもちわる”かったです。
で、最後の手紙の内容は分かり兼ねますが、
自分なりに考えた回答は「大っ嫌い」かなと思います。
暦が思いっきり俺を嫌えと言っていた事と、
ちゃんと戦場ヶ原に謝り学校にも行ったことから上記の回答では無いかなと思いました。